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2024年度オンラインセミナー/ シンポ2024

2024年度SDGsオンラインセミナー

7月YCU REUNION SDGsオンラインセミナー(46回目)ご案内

 


7月23日(火)20:00~21:30


「ヨーロッパにおけるユダヤ人の歴史とパレスチナ問題」
山根 徹也 先生(横浜市大 国際教養学部・都市社会文化研究 教授)

〈内容〉
現在イスラエルが行なっているガザ侵攻、その背景にあるパレスチナ問題もしくはイスラエル問題を考えるためには、ヨーロッパにおけるユダヤ人の歴史と、国際関係の現代史を知る必要があります。特にドイツに焦点を当てつつそれらのことがらを検討します。(講師より)

参加URL↓↓

ミーティング ID: 820 9407 8560
パスコード: 161076


〈講師プロフィール〉
東京大学文学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。学位:博士(学術)
1999年より専任教員として横浜市立大学に勤務(現在の職位:教授)。
著作:『パンと民衆—19世紀プロイセンにおけるモラル・エコノミー』(山川出版社刊)など。

〈研究テーマ〉
ヨーロッパ近現代史、特にドイツ近現代史。近代市民社会の形成過程において社会構造と統治形態が変化するなかで、民衆がこれにどのように対応したか、また、支配階層は彼らをどのように統治・統合・管理しようとしたかを、民衆蜂起や祭、社会福祉活動などの分析を通じて研究しています。

YCUREUNIONSDGsシンポ2024 

SDGsの課題解決と創造への同窓会連携の可能性 ~“繋がりのソフトインフラ”として、課題解決・産学連携・人材育成に貢献~

SDGsの課題解決と創造への同窓会連携の可能性
~“繋がりのソフトインフラ”として、課題解決・産学連携・人材育成に貢献~

【 報 告 書 】をご覧いただけます。
■日 時:2024年6月2日(日) 13時~15時40分
■場 所:横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス(横浜ランドマークタワー7階)
■主 催:横浜市立大学同窓会〔浜大会〕 
■協 力:横浜市立大学(YCU)
     横浜6大学同窓会交流会

■後 援:横浜市(SDGs未来都市推進)    
   神奈川新聞社 ヨコハマ経済新聞 
   神奈川新聞2024.6.19 掲載されました。

このシンポジウムは、「SDGsの課題解決と創造への同窓会連携の可能性“繋がりのソフトインフラ”」をテーマとして、横浜の同窓会交流会の関係者、横浜を超えた大学、海外(インド)の大学関係者にも登壇いただき、同窓会連携による、課題解決・産学連携・人材育成などの、現状・課題・可能性を探り、実践に繋げていくものです。

□開会挨拶と開催趣旨
●SDGs推進のための横浜市大同窓会の現状とさらなる連携
 金子 延康 (横浜市立大学同窓会〔浜大会〕会長) 

□基調講演  
●産学連携等、課題解決と創造のための同窓会の可能性
 長谷部 勇一 氏 (元横浜国大学長・横浜国大名誉教授)

□招待講演
●持続可能な地球社会実現のための革新的政策への連携
 上村 雄彦 氏 (横浜市立大学 国際教養学部教授)
●インドの大学・企業・NGOとの連携による課題解決と創業支援
 川根 友 氏 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 日印研究・ラボ主任研究員)
●後援会・同窓会連携によるグローバル人材の育成
 原口 淳 氏 (横浜市立大学後援会会長・元コニカミノルタジャパン代表取締役社長)

SDGsの課題解決と創造への同窓会連携の可能性
 会場からの質疑と今後の方向について

◎司 会 
 西尾 留美子(横浜市立大学同窓会事務局長) 

■ 登壇者のプロフィール
〇長谷部 勇一 〔はせべ ゆういち〕 (横浜国立大学名誉教授・元横浜国立大学学長)
1954年生まれ 一橋大学経済学部卒業 同大院経済学研究科博士過程後、横浜国大経済学部助教授、経済企画庁経済研究所客員研究官を経て、 横浜国大経済学部教授  同大学経済学部長  国際社会科学研究科長 情報基盤センター長 横浜国立大学学長 一橋大学理事、を歴任 専門は比較経済システム、産業連関分析 横浜6大学同窓会活動でも活躍

〇上村 雄彦 〔うえむら たけひこ〕 (横浜市立大学 国際教養学部教授)
1965年生まれ。大阪大学院法学研究科修士課程、カールトン大学院国際関係研究科修士課程修了。博士(学術、千葉大学)。国連食糧農業機関住民参加・環境担当官、千葉大学准教授などを歴任し、現在横浜市大国際教養学部教授。持続可能な福祉社会のガヴァナンスをめざして、グローバル・タックスの導入など革新的政策の実現に向けて活躍

〇川根 友 〔かわね とも〕 (慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 日印研究・ラボ主任研究員)
東京生まれ アーメダバードに在住しインド生活約30年 インドでの様々な経験・知識に基づき、インドでの事業・暮らし・国際交流を支援  母語の日本語の他、英語、ヒンディー語、グジャラーティー語、フランス語など、多言語で現地調整をこなす 現在、慶應大学大学院 日印研究・ラボ主任研究員として活躍、横浜市大同窓会セミナーでも講演

〇原口 淳 〔はらぐち じゅん〕 (横浜市立大学後援会会長)
1955年佐賀県生まれ長崎県佐世保市で育つ。横浜市立大学商学部経営学科を卒業、小西六写真工業(現在のコニカミノルタ)に入社。ドイツ、イタリア、アメリカ駐在20年を含め海外ビジネスに従事。アメリカ販社社長、コニカミノルタジャパン社長を歴任 現在は横浜市立大学後援会会長及び産学連携コーディネーターとして大学、学生を支援

〇金子 延康 〔かねこ のぶやす〕 (横浜市立大学同窓会〔浜大会〕会長)
1954年愛知県生まれ 横浜市大院経営学研究科修了、経企庁で経済計画策定業務、横浜市役所で経済・文化・環境の政策策定と事業の推進調整 大学(横浜市大・愛知大学)において、地域政策論・創造都市論の講義と、研究・実践・教育の三位一体を大事にし、企業、地球を元気にする繋がりのソフトインフラ(免疫ネットワーク)づくりの企画・実践を継続

〇西尾 留美子 〔にしお るみこ〕 (横浜市立大学同窓会〔浜大会〕事務局長) 
1953年熊本県生まれ 育児を通して子どもの権利について問題意識を持ち、横浜市において、ユニセフ支援市民団体“ふれきしぶる”を立ち上げる。子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議やアフリカ開発会議等にNGOとして参加 2013年に横市大に学部入学、修士でも多文化社会論を研究。 現在浜大会においてSDGs活動等を実践中

■ YCU REUNION SDGsシンポについて
〇横浜市立大学同窓会(浜大会)は、①同窓生の交流促進 ②大学・学生の支援 ③地域・SDGsへの貢献 の3つを柱として会則に掲げて諸事業を進めています。
〇広くSDGsの推進をテーマとして、毎月1回セミナー、年1回シンポジウムを大学との連携のもとに開催しています。

■ 今回のシンポジウムの目的
〇横浜市立大学同窓会(浜大会)では、同窓会の目的の一つとして、地域や地球の課題解決(SDGs)への貢献を掲げ、2020年4月より、課題解決のためのセミナーやシンポジウム、実践活動などを始め継続しています。
〇同窓会員は、それそれが経験・ノウハウ・ネットワークを有していますが、一人では大きな課題を解決できません。一方、地域や地球の課題解決には、課題の明確化と正確な情報共有によるコラボレーションが必要です。そこで、横浜市大同窓会は課題解決に向けて、会員が実践に向けた繋がりづくりをする、ソフトなインフラとして位置づけて活動始めています。
〇横浜6大学同窓会交流会(一橋大、東工大、横国大、横市大、神大、関東学大)が2023年12月に発足し、活動として地域・地球の課題解決(SDGs)にも取り組むこととし、連携を始めています。
〇今回のシンポジウムは、「SDGsの課題解決と創造への同窓会連携の可能性“繋がりのソフトインフラ”」をテーマとして、6大学同窓会交流会の関係者、さらには、6大学を超えた市内大学、海外(インド)の大学関係者にも登壇いただき、同窓会連携による、課題解決・産学連携・人材育成などの、現状・課題・可能性を探り、実践に繋げていくものです。

■ これまでの関連するシンポジウム・セミナーのアーカイブス 
〇YCU REUNION SDGsシンポ
https://www.youtube.com/watch?v=pqmf9g8JWsQ
https://www.youtube.com/watch?v=QPRKteiCSxs
〇YCU REUNION SDGsセミナー2023 11月
  「持続可能な社会(SDGs)に向けた免疫ネットワークづくり」
 https://www.youtube.com/watch?v=H_lPQbeDQZs

2024年度YCUREUNIONSDGsセミナー

YCUREUNIONSDGsオンラインセミナー5月

5月21日(火)20:00~21:30
講師  鈴木 賀津彦 さん    
昭54年商卒 元新聞記者。本業は定年で退職。
「つたえびと書店」店主
学習院大学、関東学院大学など複数の大学で非常勤講師



「マスメディアの記者がなぜ 市民メディア活動をするのか~最近の『若者の政治的関心』を題材に考える~」

〈講師プロフィール〉
元東京新聞(中日新聞東京本社)記者。現役時代から市民メディアを育てる仕掛けづくりや啓蒙活動を中心に、商店街の活性化、まちづくり、地域起こし、教育や福祉、あるいは環境問題など、幅広い市民活動の火付け役でありサポーター。現在は複数の大学で非常勤講師。学生たちにメディア社会学や、コミュニケーション学、ジャーナリストの技術などを教える。一方で、従来のマスメディアの成り立ちとは違う形の「市民メディア」のサポートを通して市民活動を支援している。

〈講師より〉
マスメディアの新聞記者として仕事をしてきた本業の傍ら、誰もが発信者になる時代の「市民メディア」活動に力を入れてきました。横浜では2009年の「開国博Y150 」の期間中、市民参加の会場から動画配信する「横浜市民放送局」に取り組んだりして、「横浜市民メディア連絡会」の活動を広げるなどしてきました。本業の新聞社の人たちは当時、「なぜ市民メディアなんて余計なことをやっているのだ」と冷ややかでしたが、「市民メディア全国交流集会(メディフェス)」の開催など多様な市民メディア活動のネットワークにも関わってきました。
マスメディアの記者がなぜ市民メディア活動をするのか。社会のメディア情報リテラシーを高めるには、みんなが「情報発信者」になることだと思っています。


この時代だからこそ、考えなければならないテーマでした。
鈴木さんの生き方も行動もマスメディア・ジャーナリストとは異なっています。温かな視線と優しい発言にはゆるぎない民主主義を貫こうとする意志があり、その努力を怠らない行動は、聴く者を惹きつけました。
さらに、大学4年の宇恵野さんの冷静な信のあるコメントに刺激を受けました。結果、熱意ある意見の数々でオンラインフロアは熱気に包まれました。

◆東京新聞に鈴木さんが投稿した宇恵野さんの活動紹介の記事(上)(中)(下)↓↓↓
https://www.tokyo-np.co.jp/article/49722
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328379?rct=nie
https://www.tokyo-np.co.jp/article/52690

【感 想】
各種メデイアを通して、大量の情報化社会を生きる現代、いまを生きるために必要・大切なお話を、ジャーナリストそして「つたえびと書店主」鈴木賀津彦さんと法学部学生、若くしてそれを実践中の宇恵野珠美さんからお聴きしました。 
ますますグローカル(global and local)世界に生きなければならないわたしたちに、よき示唆を与えていただきました。ともすると受け身でフェイクニュースに接しているかもしれないマスディアに対して、小さくとも主体的に自らが発信する姿勢で物事を考え実践することが、必要なことを説かれました。
先日、たまたま時事通信社から世論調査のインタビューを受ける機会もあって、今回のお話で世の中は、人々の諸関係で成り立ち、主権者教育、まちづくり、NIE(新聞を使った教育)などいろいろ思い起こしました。有難うございました。
富田 重雄

政治に無関心な若者が増えていると言われる今、情報発信することで若い人たちの意識がどう変わるのか、高校生の時に「たま時事」活動をした宇惠野珠美さんを迎え、若者の政治への関心や、現場での実態などをドイツのそれと比べて考えた熟議の場となりました。
※「たま時事」活動:教室の黒板隅にニュースを書き続けた宇惠野さんが名付けた活動 
  
宇惠野珠美さん(中央大学法学部4年生)は、
・6月5日にドイツと結んでオンライン会議を開催します。
・7月7日には鈴木さんと宇恵野さんとの対談もオンラインで行われます。
お問い合わせは事務局 ycureunion@gmail.com まで。

YCUREUNIONSDGsオンラインセミナー4月

4月24日(木)20:00~21:30
講師:北原 まどか 氏
  NPO法人森ノオト理事長

タイトル
「横浜市大卒業生がNPOメディアを立ち上げ、持続可能なまちづくりに取り組む」


〈プロフィール〉
ご出身は山形県山形市
2000年に国際文化学部・社会福祉専攻加藤彰彦ゼミを卒業し、横浜市の地域密着紙「タウンニュース」の記者としてご活躍。その後、出版社やフリーの環境ライターをなさっています。
2009年のご出産を機に、環境に調和した地域社会を、暮らしの足元から作ろうと、ローカルウェブメディア「森ノオト」を創刊されました。
2011年の東日本大震災を機に、生活者目線で持続可能なエネルギー社会を作ろうと奮起され、時の大臣に「お母さん版エネルギー基本計画」を手渡し、政策提言を行われたそうです。
そして、2013年に森ノオトをNPO法人化し、情報発信と、さまざまな環境啓発活動に取り組まれています。市民活動団体の情報発信のサポートや、市民ライターの育成など、メディアを軸にしたまちづくりや、他のNPO支援等に注力されています。
この活動が評価され、NPO法人森ノオトは2024年、2年に一度の「横浜・人・まち・デザイン賞」(「地域まちづくり部門」)を受賞されました。

【感 想】
かつて浜大野球部の、頼りになるマネジャーの面影が彷彿と。 ネーミングの「森ノオト」が人々のnotebookとsoundの意味であることも理解できました。加藤先生、野本三吉さんの薫陶、個々の人間の尊厳から社会を観るということ、敬服です。楽しく参加のボランティア活動の醍醐味、奉仕活動にも維持継続のためには、費用・経済が伴うことは常識として、また寄付もよろこんでいただきましょう。 元気の出るお話を有難うございました。 
富田 重雄

YCUREUNIONSDGsシンポ2024

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