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YCU REUNION 最近の活動

楽しいYCU REUNION SDGsセミナーにご参加ください!

市大同窓生の皆さま 同窓生、教員、学生、地域の方々に参加いただく、YCU REUNION SDGsセミナーをオンラインにて開催しています。

ご関心のテーマがありましたら、ぜひご参加くださいませ。出入り自由です。 〔参加無料です〕

 

【ご案内】
日時:1月25日(火)20:00~21:30
講師:斉田 裕史 さん(横浜市大昭59年商学部卒・横浜市人権担当理事
テーマ:SDGsと人権 横浜市の人権施策を中心に
場所:進交会館3階会議室 / ウェビナー(zoom)
講師プロフィール
横浜市金沢区生まれ。1984年(昭和59年)3月 商学部経済学科卒業(専攻 経済政策論)同年4月横浜市経済局商工部工業課に配属され、先端技術産業の振興・誘致に従事。以降、企画局(現政策局)、南区役所、経済局、議会局に勤務。
この間、広域行政、地方分権、大都市制度、政策調査・研究(以上、政策局)、中小企業振興、横浜型地域貢献企業、ソーシャルビジネス振興等(以上、経済局)などに従事。2019年(平成31年)4月より現職。

セミナー内容
SDGsと人権とのかかわりについて。そもそもSDGsの根底には人権尊重があるということ。SDGsに係る取組には人権尊重の視点を持つことが必要であるが、人権とは何か。今なお、様々な人権上の問題があり、生きづらさや悩みを抱えながら生きざるを得ない人々がいる。女性、子ども、外国人など属性ごとに、どのような人権上の問題があるのだろうか。
では、横浜市の人権施策はどのようになっているのか。横浜市の目指す社会像、その実現に向けた視点や主な取組について。そして、市民・企業の皆さんにお願いしたいこととは?

会場にお越しの方は「参加」メールを下記にお送りください。
✉ ycureunion@gmail.com


オンライン・ウェビナー(zoom)でもご参加になれます。
こちらからお入りください。↓↓↓

 
ミーティングID: 851 6145 8892
パスコード: 023350


終了後のセミナー/シンポジウム/報告会

12月15日 YCU REUNION SDGs オンラインセミナー

テーマ:”戦争と平和” ”原爆” 
日 時 2021年12月15日(水)
会 場 オンライン開催
講 師 林田光弘さん(長崎大学核兵器廃絶研究センター特任研究員)
テーマ:”戦争と平和” ”原爆”
タイトル:被爆者は私たちに何を訴えているのか~「平和」とは何かを立ち止まって考える
 
林田さんは、被爆者の方がいなくなる時代が来つつある今、原爆によって将来とか夢とか希望とかが奪われたという被爆者の話を聞き、焼け野原になる前の人々の暮らしや表情などがよくわかる写真とともに、何故戦争が始まりどのように終戦を迎えたかという文脈をきちんと後世に残すことは必要だと話します.

林田さんは、現在は、原爆(戦争)がどういうものであるかを一般の人々に伝えるために、原爆投下前・原爆投下後の写真を収集。「次世代の人たちにも被爆前の街並みや建物、そこで暮らしていた家族や暮らしを見てもらい、今の自分たちと変わらないという共感を得てもらいたい」と話をしています。

【影響を受けた人】
「赤い背中の少年」と呼ばれた谷口稜曄(すみてる)さんの生き方は林田さんに大きな影響を与えたようです。谷口さんは裸になると、背中は皮膚移植でつぎはぎだらけで、前はあばら骨がない部分があり内臓が透けて見えていたそう。谷口さんは、話をちゃんと聴く生徒ばかりではない修学旅行の一行に、話し続けたといいます。林田さんは「谷口さんは、そういう身体で恋愛もし、就活もし、仕事もしてきただろう。深い悲しみや悔しさ、大きな不安があっただろう」と共感し、強い衝撃をうけたそう。
谷口さんは「私たち被爆者が一人もいなくなったときに、どんな形になっていくのか、それが一番怖い」と言われていたという(2017年亡)。林田さんは谷口さんの後を継ぐように活動を展開されています。

【広島・長崎は、戦争と切り離されている】
「原爆は平時のある日ある時、突然空から降ってくるものではない。そのとき日本は戦争をしていた」のだということ。(山川剛『希望の平和学』) しかし、現実は「広島・長崎は、戦争と切り離されている」と林田さん。
皆が一様に始めた戦争なのだから皆が等しく受任しなければならないという(国の)姿勢があった。その姿勢に抗う被爆者は、一貫して原爆を戦争と結びつけて考えてきた。現実は「被爆者が被爆者として生きることが辛い」社会。結婚差別や、子どもの就職差別もあった。しかし、人間の尊厳を奪われた人々は、「(被爆という)源流から抵抗へと飛躍」した。その行動を学術的な面から支えた人(石田忠2011亡)もいる。被爆者たちは自分たちの被害を、人類の被害と考え、反核・反戦の意識に繋げていった。しかし、行動した人は少ない。語り部となった人は被爆した約13万人のうち約100人(約0.8%)だそう。伝えることは難しい。人類の被害として伝えても「何を言ってるんだ!」と、受け止められる。しかし、伝えていくことは大切。

【被爆者の苦悩】
被爆者健康手帳を持っている人、あるいは手帳を持とうとする人は、自分があの時、あの場所にいたという証明が必要であり、訴訟もしないといけない。闘わないと手帳がもらえない人の数は、1980年は37万2264人、2019年は12万7755人だった。科学的に被爆者であるという立証も困難であり、大きな心の傷もある。約3/4の人は健康や子孫への不安を抱えている。しかし、2世、3世への影響はまだ分からないのが現状だそう。

〈福田須磨子「ひとりごと」平和の象徴、平和記念像が立った1955年に詠まれた詩〉
何もかも嫌になりました
原子野に屹立する巨大な平和像
それはいい、それはいいけど
そのお金で何とかならなかったかしら
石の像は食えぬし、腹の足しにならぬ
さもしいといってくださいますな
原爆後、十年をぎりぎりに生きる
被爆者のいつわらぬ心境です

※当時、被爆者に対する法律的援護は全く設けられていなかった。被爆による病気や外傷でさえも被爆者自身が全額負担する必要があった。(Wikipediaより) また、GHQの言論統制によって10年間は物言えぬ状態だったという背景もある。

【偏 見】
同窓生Nさんのコメントの中に、市大に入学(昭38年)しても自分が広島出身であることは怖くていえなかった、その頃は広島に対する偏見が怖かった、今でも「広島出身」を背負いながら生きているとの発言。現在も偏見はあるのか?
林田さんは、1980年代にはまだ就職差別があったし、90年代には被爆2世との結婚が取りやめになった例もある。昔に比べれば減っているが今でも根強く残っているという。原爆は結果的に浦上地区に投下され被害のほとんどは浦上地区にある。市街地は大きな被害を免れた。長崎では浦上地区の人たちへの偏見が強く長く残っているそうだ。しかし、一旦長崎を出ると、長崎出身者への偏見に晒されるという。
数字では示されない事例だが、これも原爆の被害。差別構造の中で生きていかなければならないという現実を知っている人は、ほんの一握り。
(後略)


YCU REUNION SDGsオンラインセミナー11月23日

11月23日(火・祝)
水先案内人:須藤尊史さん(1971年・商学部卒、土屋ゼミ、ヨット部)
タイトル: セーリングヨットで世界一周航海
須藤さんと一緒に、プーケットからインド洋横断、海賊出没海域アデン湾、紅海、スエズ運河、地中海、大西洋、カリブ海、パナマ運河、マチュピチュ、ガラパゴス、南太平洋、タヒチ、ダーウィン、インドネシア縦断、シンガポール、を経てプーケットへ帰港、セーリングや観光など楽しみました!

【内容・ほんの一部】
●業務用以外の遊びの船はすべてヨットと呼びます。
●海賊出没地域では、世界各国から来ているヨット仲間がラリーを組んで備えます。インド西岸ではバスコダガマラリー25隻、東地中海ヨットラリー70隻など。須藤さんはヨットレース以外は経験がなく、初めてラリーに参加したそうです。
●ラリー参加前にジャケットとネクタイを買っておくように言われたが、なるほど、大統領の祝賀会や、結婚式などドレスコードのある場所にも招待されたということです。
●アラビア半島南西では、日本人の寿司ざんまいの社長が船を4隻寄付してマグロの獲り方を教え、漁獲されたマグロを買い上げると約束。するとその後、海賊が減ったという事実があったそう。
●あるビーチで欲しがられたのはペットボトルだった。水筒にするために欲しいと。零細漁民も多く、貧富の差が大変大きいと感じた出来事。
●入国・出国手続き、運河を通過するための手続き、許可をもらうのに1週間や2週間待たされるとは、短気では世界一周できませんね。
●ガラパゴスに行こうとしたとき、エンジンが故障し、思いがけず時間ができたのでマチュピチュに行くことに。
●ハーモニー号をマリーナにおいてバスツアーなど、いろいろな観光地も堪能されました!
●冬の海は何もできないということで日本に一時帰国し、気候が良くなってから再スタート。その間に重要な船底の掃除も行われました。
●死海では浮きながら新聞を読んでみたり、クレタ島やアテネ観光など楽しみも多かったようです。
(あとは省略させていただきます)
【須藤さんが感じられたたこと】
先ず、日本は素晴らしい国だと改めて思った。青い鳥のように。
海外の人は宗教を持っているが、日本人は宗教を信じていないということも強く感じた。
世界一周した人は多いが、9割の人は一周することが目的で、苦労しながらやっている。
欧米人がやっているようなラリーに参加してみて、彼らのヨット文化に接した。航海術も心得ている。
【今治から、富田重雄さんからのメール】
名門聖光学園出身、伝統のある市大ヨット部OBの須藤さんの、ご本人語りのドキュメンタリーは感動的でした。 時間に収まりきらない内容、体験談を次の機会に伺いたいと思っています。 海賊との交流も、瀬戸内海にも村上海賊の歴史あり、興味を持ちました。
今朝の愛媛新聞に、世界のヨットマン、レジェンド堀江謙一さんが神戸から再出航準備中とのニュースあり、100歳現役を目ざすかと、驚いています。
サステイナブル・サバイバルのヨット航海はまさに、SDGsのおおいなるヒントがあるように思いました。

11月9日YCU REUNION SDGsオンラインセミナー

11月9日(火)20:00~21:30
講師:関口昌幸さん(横浜市政策局共創推進課)
タイトル:循環型社会とサーキュラーエコノミー~市民意識・生活の変化から~
【内容】
横浜市が抱える問題について
①単身世帯の増加、中でも30-40歳代の女性単身世帯が増えて、それまで家族が持っていたケア機能(PTA活動や自治会活動など)が減少し、地域やボランティア活動などがぜい弱化している。②気候変動による風水害や、想定外の感染症によるパンデミックのスクが高まっている。③将来に不安や心配事を抱える人が増加などについて説明があり、現代は、安心・安定なき日常を生きる社会となっている。
 
SDGsについて、17の目標の先の169のターゲットについてはよく知らない人が多いそうで、見せかけのSDGs(SDGsウォッシュ)とも言われているとか。
 
しかし、SDGsを掲げてのビジネスは増えており、本業を通じて社会貢献をしようという企業も次々に現れている。日本が「2050年までに脱炭素社会へ」という共同声明を米と出したのは日本の意識を変えたのではないか。横浜市にも今年6月には全国初の「横浜市脱炭素社会の形成推進に関する条例」ができ、サーキュラーエコノミーの推進に道筋がついた。サーキュラーエコノミーは、廃棄されていたものや未使用のものを資源と捉え、積極的に取り込み、環境にも経済にも持続性を持たせるものと欧米では位置づけられているが日本でも同様に考えられているよう。
 
横浜では15のリグングラボが活発になっている。他のリビングラボと違うのは住民が中心で、そこに地域事業者や大学などが参画していく仕組み。地域に拠点を置き、住人と事業者とが対話をし実証実験を重ねている。市はビングラボ・サポートオフィスをつくり、サーキュラーエコノミーを官民共生の取り組みにしていく計画。欧米では環境面が中心だが、横浜市は「人とまちの持続可能なエンパワーメント」を標ぼうし、気候変動にも対応していくスタイル。
 
【事例①】
金沢区のアマモ・アオサの堆肥化について説明。市の事業化ごみを堆肥化する市の環境保全に加えて他区からの関心が高まり、今後研究会/研究集団をつくり有機堆肥を開発して、サーキュラーエコノミーに発展させようという動きがある。
【事例②】
飲食店が基軸となり地元食材を生かして弁当を作り、孤立した高齢者支援などにつなげる。今後、子どもの見守り活動と連携させて実現を目指している。地産地消を可能にする市のフードループを作ろうとしている。
【事例③】
神奈川大学サッカー監督(で職員)大森さんも参加。
緑区の竹山団地内空き家に学生が住み込んで、コミュニティ・ケア(高齢者と学生)や交流を実践。神奈川大学と住宅公社の間に協定書を交しスタート。スマホの操作を通して交流が盛んになり、健康についての質問なども出てきていることから、たとえば「スマホ体操」とかできるようなスマホセンターを作ろうという動きもある。
教育の面からの効果もあるそうだ。学生は、今は「なんでこんなことやってんの?」と聞いてくるが、高齢者との生活のなかで、人間性の良い面がはぐくまれていると監督は言う。
また、緑区は小松菜が名産で、それを生かして緑のカレー「竹山カレー」を作ろうなどと話が出ているそう。竹山団地には「芋煮会」「餅つき」もまだ残っているので、そういう文化の継承も学生たちが担えるかもしれないとも。
 
【ディスカッション】
講演後のディスカッションでは愛媛県や兵庫県からの質問や感想もありました。
江戸時代の人糞からの有機堆肥はじつはSDGs活動と同様であった!
災害時の避難所(戸塚リビングラボ)の取り組み。金沢区には金沢産業団地や並木団地もあるので、学生と繋いでいけるのでは?とか。「つなぐ人」の重要性については、横浜市リビングラボには「人が繋がって広がる」仕組みがあるので、行動が広がっていくとのこと。
 今回も充実したセミナーとなりました。

10月YCU REUNION SDGs オンラインセミナー

SDGsにつながるプロボノ・チェロ演奏活動
10月12日(火)20:00~21:30
講師:ヌビアさん(チェロ奏者・作詞家・作曲家)
本名:須田史寛
NPO法人ダットッチ音楽担当理事
タイトル:「SDGsにつながるプロボノ・チェロ演奏活動」
【スペシャルハプニング】
予定になかった、同窓生(80歳代)からのリクエストがありました。「石佛の やさしき眼 冬ぬくし」という自作の俳句に「即興で曲をつけるとどうなりますか。」ヌビアさんは、すぐにチェロを取り出し、即興で演奏と歌もつけて披露。俳句の雰囲気をとらえたメロディーに、みな驚き、拍手!!!
三味線との即興演奏もMVで視聴させていただき、その新しい興奮するような世界に一時呆然。幼稚園での、鬼滅の刃「紅蓮華」を演奏し子どもたちと大合唱したシーンもYouTubeで視聴、これも大絶賛。
【内容】
プロボノ活動を始めたきっかけは、楽譜も読めなかった70歳の2人がチェロを習い始め、夢を実現させるために毎日4-5時間の練習をし、若い人よりも上達が速く「人間って、こんなに可能性あるんだ!」と感銘を受けたこと。そして八王子を拠点とするNPO法人Dattochi Home(ダットッチ)でのプロボノ活動が始まったと。子どもたちとの音楽活動でヌビアさんは「子どもの顔が輝くとき、貴重でかけがえのないものを奏者として肌で感じる。」ダットッチは、子ども食堂、学習塾、畑で収穫作業などの活動を通じ、子どもの原初体験を大事にしている。「へこたれない力」「自己肯定感」「意欲」「コミュニケーション力」などの6つがある。ヌビアさんは、そこに音楽(文化)を加えると「人間力が増す」と優しくアピール。

須田史寛(本名)さんは、かつて「チェロの街」と言われた八王子で生まれ、ピアノ奏者の母の元で、6歳からチェロを習い始め、八王子のNPO法人チェロ・コンサート・コミュニティで8歳頃からステージで演奏し始め、9歳でバッハを演奏するようになり、幼いころから母に様々なコンサートやミュージカルに連れていかれ、ヨーロッパの演奏旅行のお供をしたりしながら、音楽だけではない多くのことを吸収したそうです。
チェロが嫌いだった中・高校生時代にもコンクールで国内2位とか3位を受賞。勉強好きだったので音楽大学ではなく早稲田に入学。大学では自由に自分の好きなことができると、休学してロンドンの音楽大学や音楽院に通い、楽しくヨーロッパの音楽文化・聴衆文化を身につけた。世界レベルのコンクールでも上位の受賞。
帰国後、卒論さえ書けば卒業できる大学を中退。ジャズやロック、ブラックミュージックやメタルミュージックなど独学で学び始めた。「今、自分に必要なものは自分で勉強できる」と後悔はない。大学には単位を取るだけ、就職のためだけに通うといった、これといった考えなしに通っている学生がとても多かった。それを見ていると「時間がもったいない」と思うようになった。
ヌビアさんの言葉にはたくさんのキーワードがありました。
「経験したことは人間の土台になっていく」
「音楽やりたいと一人でも思ってくれればいい」
「風当り強いこともあるが、おもしろい体験だと思っている」
「音楽は人間を対等にしてくれる」
「音楽は人と人を繋ぐ」
「(相手に合わせるためには)チェロという武器を捨てることもある」
「早稲田大学文化構想学部には自由があった。大学の卒業論文では、宗教学と心理学、双方向の影響をテーマにしたかった。」
「音楽は人を変える」などなど。
ヌビアさんの生き方をとおしてたくさんの学びをいただきました。大変心温まる、大変良いセミナーでした。

写真はfacebook「横浜市立大学同窓会公開G」をご覧ください。

9月YCU REUNION SDGs オンラインセミナー

『半農半エネ+X』への道とソーラーシェアリング
●テーマ:ソーラーシェアリング
講師: 重家雅文さん(市大商学部1971卒 相原光ゼミ)
タイトル: 『半農半エネ+X』への道とソーラーシェアリング

【内容】
前半は、ご自身の歩んでこられた道のりについてのお話。銀行・会計事務所・ファイナシャルプランナー・自然エネルギーを活用した農家、という稀有なご経験をされており、「時代の風」を敏感に感じ取りながらご自分がやりたいことを実践された半世紀だったようです。お話を伺って現代の若者に伝えたいなあと思いました。
後半は、重家さんの「半農半エネ+✕」のスローなライフスタイルをご紹介。「半農半エネ+X」とは、農業に片足を置いて米作のほかに自然エネルギーを使った野菜作り、電気や野菜を売って収入を確保。もう一方では何か自分の好きなことをやるという生活様式。米作だけでは赤字になる農家も片方でソーラーシェアリングを取り入れて、それを地域で展開することによって稼げることを会計的な裏付けとともに示されました。現在は、ご自身が体験を通して得た成果や学び、アップデートされた情報などを行政にアピール、またアフリカでの農業に生かせると発信。環境省のHPには、最も安い電気を作るには、作物栽培の上にソーラーパネルを置くのが良いと目立たないように書かれているそう。2050年には脱炭素社会にすると宣言した日本、環境省の言を実践しEVの蓄電池を利用すれば営農型PV(太陽光発電)は一機に広がるのではないかと重家さんは見ています。
企業の廃棄を削減し、循環型社会を実現する
●9月14日(火)20:00~21:30  
テーマ:現役学生の起業
講師:関芳実さん、菊原美里さん(横浜市大国際商学部在籍)2021年4月に起業
Stock Base 代表取締役
タイトル:「企業の廃棄を削減し、循環型社会を実現する」

【内容】
横浜市立大学学生2名で今年4月に(株)StockBaseを設立。きっかけは就活中にご縁のあった企業のボランティア活動。「企業の廃棄を削減し、循環型社会を実現する」というビジョンを掲げ、マッチングプラットフォームを提供し実践する。既に企業と30以上の団体のマッチングを実施し、ひとり親支援や学生支援、熱中症対策を行う建設会社などに幅広く有効活用されているそうです。
企業の災害備蓄食を配布したとき、社会には食べるものに大変困っている人がいることに心を痛めたそう。同時に自分たちは、困らないように育てられてきたことを実感した。「今度は自分たちが困っている人たちのために働きたい」という強い気持ちがソーシャルビジネスというスタイルになったようです。
大学時代の部活動(ウィンドサーフィン全国大会での幹部)や浜大祭(委員長)において運営側の役割を担った経験などが彼女たちにやる気を起こさせたと思われますが、起業当初は初めてのことばかりで自信が持てず、迷いや悩みが多かったと話してくれました。お二人のスケジュール表は、学生時代とはまるで違う週7日勤務。様々な賞を受賞し、現在はそれが運営資金となっています。(株)StockBaseは、社会貢献を目的とし、革新性もあります。後は、より確実に利益を生み続けることが大きな課題です。
同窓会からは、企業のCSRやSDGs活動に大変詳しい方の今後の経営に関するアドバイスや、メディアに広報される事前の注意点などについてのアドバイスもありました。また、自身が勤務する企業に話をしてみようという支援の声もいただきました。

8月 YCUREUNION SDGs オンラインセミナー

SDGsにつながるサステナブル・シーフード
2021.8.10(火) 
講師:浅野 智恵美 さん
NACS消費生活研究所 主任研究員
SDGsにつながるサステナブル・シーフード
「私たちの『美味しい』が、地球の『悲しい』になりませんように」

漁業は乱獲・混獲・根こそぎ漁の横行、海の砂漠化、干潟(多様な生物のすみか)の減少、生活排水や農業などの肥料による汚染などなど、現在は60年前と比べると漁獲量は4割減となっている。 乱獲・混獲避けるために漁師さんは漁の時期を制限したり、網の目を大きくして稚魚まで獲らないなど努力を重ねている。競争は量から質へと変化。例えば、ハタハタが急減した時、秋田県の漁師たちは3年間の休業に踏み切り耐えた。そして、元の漁場に戻した。漁師さん曰く「歯を食いしばって、漁を休んできた」「獲る人も食べる人も、海のことをもっと思ってほしい」と。
環境に良いものを選ぶ消費者が増えれば、環境に良いものをサービスする店が増えることになり、水産資源を守ることに繋がる。そこで登場するのが「海のエコラベル」。 海のエコラベルには、MSC認証(天然魚)と、ASC認証(養殖魚)がある。これらは、一般の商品と差別化され、消費者が選ぶことで海の未来を守り、厳しい取り組みをしている漁業者を支え、未来に資源を残そうという仕組みづくりのための認証制度。
横浜市大公認学生団体TEHs(テフズ)は、学生間のSDGs認識を広めようとサステナブル・シーフードを学食に導入したいと活動しており、浅野先生は大学で取り入れるのは難しいとしながらも、可能性を示してくださいました。そして、日本で最初に「エコラベルのある学食を提供!」となれば、センセーショナルであり、学生が始めたと言えばメディアも取り上げると鼓舞していただきました。

7月 YCU REUNION SDGs オンラインセミナー

「私の歩んだ道」
【第2回】
7月27日(火)20:00~21:30
講師:猿渡 紀代子 さん
大佛次郎記念館・特任研究員、元横浜美術館学芸員  
同窓生 商学部 相原光ゼミ

「私の歩んだ道」

同窓生講師による初めてのセミナーでした。学生時代の商学部相原ゼミ仲間も参加され、また、現役学生や院生など多くの方がご参加になり、大変にぎやかなセミナーとなりました。
「私の人生の始まりは横浜市大だったと思います」と、大学を選択するときの思い出話もありました。商学部時代フランス語の授業でいつも一番前に座り熱心に授業を受けていると、先生から日仏学院を紹介され飯田橋まで通学。フランス語やフランス文化に触れ、親には結婚しないとカラ約束をし、私費でフランス留学を決行。
帰国後の就職(在日フランス大使館ほか)の経験談、そして横浜美術館とのご縁、それに繋がる版画作品との出会い、そして原三渓との出会いを通じての市民研究会での社会貢献活動などなど様々なご経験から、振り返って今の心境を語られました。ご自身の経験を語られるのは初めてのことでした。
就職などの進路に迷いがちな現役学生さんの質問に答えられて、自分事としては「チャンスを見逃さない、専門性を極める、これは!と思ったら助走を始める」、そして人とのつながりを大切にし、「転んだら石を掴んで起きる」、「自分でセーブをしてしまうが、突き破って進む」ことを勧められ「万が一、失敗してもきっと後日生かされるので」と話され、学生さんも勇気をもらった様子でした。
結婚後の留学前には、義理の父親から分厚い封筒が届き説諭がしたたためられていたとか。その他、「女性にはそのような仕事は期待していない」と言われても「寿退社」は意識になかったそうで、時代や社会常識から来る難事もたくさんあったようですが、一つひとつ乗り越え、ご自身との約束「私は私の人生を生きる」を賢明に粘り強く実践されたことが、フランスの文化勲章と呼ばれるシュバリエを受賞さるなど華やかなご経歴の背景にはありました。


ソフトエネルギーで地球環境を変える!
【第1回】
7月13日(火)20:00~21:00
講師 : 佐藤 一子(かずこ) さん(NPO法人 ソフトエネルギープロジェクト 理事長)

SDGs目標7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」

タイトル:ソフトエネルギーで地球環境を変える!

佐藤一子氏は、地域発の自然エネルギー・省エネルギーの普及啓発に尽力されています。
1992年のリオの地球サミットを契機に、地球温暖化防止に向けて会を設立、太陽光発電、風力発電、ソーラーカー、ソーラークッカー等の自然エネル ギー機器を持ち、体験型普及啓発、環境教育を年間40回程度実施されています。今回はオンラインでしたが、地球温暖化は深刻で「みんなが家庭の電気をLEDに替えれば効果がある」「ベランダで出来るソーラー発電」など私たちでも取り組める温暖化防止のための行動について分かり易く教えていただきました。

6月YCU REUNION SDGsオンライン セミナー

インド社会に新型コロナ感染拡大が広がり、様々な取捨選択が日常的に行われる極限的状況が続いています。これまでの日常の中でのジェンダーの意味が、パンデミック下においてニューノーマルを迎えたインド社会において、どのように変容してきているのか。将来に向けてどのような課題を提示しているのか。インドで学び、暮らし、働いてきた在印29年の視点から、現地におけるソーシャルワクと緊急支援の経験を踏まえて語ります。(川根友)
「天災・人災としてのパンデミック下のジェンダー」
◆6月22日(火)20:00 21:30
【第2回】
「天災・人災としてのパンデミック下のジェンダー」
講師 : 川根 友 さん 
インド在住インターナショナル・コーディネーター

特に、パンデミック下では、経済的減収が教育費削減に繋がれば、2年近くも学校に行けなかった女の子たちは「もう学校に行かなくてもいい」と言われるのではないかと講師は心配する。貧しい家庭では女性と子どもが家にいて家財を守る。家族が病気になれば、男性が付き添い病院の支払いをするというように役割が決まっている。家長が付き添えばその日の稼ぎは減る。娘には「家事を手伝うように」とか、早婚傾向にあるインドなので「結婚しなさい」と言われるかもしれない。女子教育を後退させないことが大事であることを強調されました。
「ケアを与える立場・受ける立場からの考察」
◆6月8日(火)20:00~21:00
【第1回】
「ケアを与える立場・受ける立場からの考察」
講師 : 川根 友 さん 
インド在住インターナショナル・コーディネーター

都会と村の生活習慣やパターナリズム(家父長主義)は異なるかもしれないが、セミナーではグジャラート州の最大都市から離れたある村で起きていることを中心に語っていただきました。男性が家の中で決定を持ち、女性たちはそれに従うのが当たり前の世界。災害やパンデミック時にはそのことが不平等を生むということ。家族から疎外された未亡人たちにもケアを施すことによって、周囲のまなざしも変わっていくのだという。どんな人でも人として遇することの大切さを教えていただきました。


5月 YCU REUNION SDGsオンライン セミナー

YCU REUNIONSDGsセミナー佐藤 響子氏
◆5月25日(火)20時~21時半
【第2回】

テーマ:ジェンダー 世代を超えてディスカッション
講師:佐藤響子先生(横浜市大教授 国際教養学部・都市社会文化研究科)

事例を紹介していただき、グループに分かれてディスカッションを行い、みんなでシェアをしました。世代が違うと話の内容も異なるのでは?と心配しましたが、若い世代もそうでない世代も「話せて良かった!」「楽しかった!」という声が聞かれました。現役学生や卒業したばかりの同窓生の参加もあり賑やかでした。
YCU REUNIONSDGsセミナー佐藤 響子氏
【第1回】
5月11日(火)20:00~21:30

テーマ:「ジェンダー基礎講座~価値観の対立・ゆらぎ・多様性~」
講師:佐藤響子先生(横浜市大教授 国際教養学部・都市社会文化研究科)


森喜朗発言から透けて見える男性中心の考え方が分析されました。女性の管理職が非常に少ない(120位/156国)背景には「配慮と排除」の原理が働いている。あらゆる組織にある「配慮/排除」は根深い問題です。選択的夫婦別姓問題については、最高裁判事の男女構成よって決定が左右されることを如実に物語っているのではないか。一概に性別が違うから判断も違うとも言い切れないが、少なくともアンバランスな構成比である。また、現代の特徴として男性/女性間だけの異性愛だけではない組み合わせ、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア)の他にも、シスジェンダー、パンセクシュアルなど様々なカテゴリーがある。非常に多様な構成と特徴があることも念頭に置かなければならない。
私たちの心身には、学校教育や家庭での躾、職場の価値観などで培われたジェンダー不平等の意識がしっかりと残っていることに気がつきました。そういう偏見は変えていかなければならないという気持ちはあるものの、「正しい/間違い」「良い/悪い」「善/悪」等々の潜在意識がしっかりとある中で、ジェンダー平等のために何をどう考えていくのか、自分事としての価値観を再編成しなければならないと、セミナーの間中、終了後、そして今も、過去に築かれた自らの価値観と闘い、ゆらいでいます。


4月YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー

「アフリカのジェンダー問題」
◆4月27日(火)20時~21時

「アフリカのジェンダー問題」
講師 花木陽子さん アフリカ20か国を訪問 神奈川県ユニセフ協会学習ボランティア講師

内容:アフリカ・サヘル地域のジェンダー不平等について。
最も印象に残っている話題はFGM/Cの問題。男性のために作られた因習であるが、それを慣習として代々受け継いでいるのは、表向きは女性。受け継がれた慣習を実行しないと村にいられなくなる、「良い」結婚ができなくなる、そんなことを恐れて娘にFGMを迫る母親たち。この因習から逃げて他国へ逃れた女性もいる。日本に置き換えてみれば、「良い学校」に行って「良い」就職をしてほしいという親の願いは、実は自身の幸せであったりする。そんなことを考えさせられた。
「アフリカの貧困とSDGs」
◆4月18日(火)20時~21時
YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー
「アフリカの貧困とSDGs~貧困の中で暮らす人たち、これが平和だと言えるのかな?」
講師 花木陽子さん アフリカ20か国を訪問 神奈川県ユニセフ協会学習ボランティア講師

アフリカの人口は約13億人(その1/3は10歳未満の子ども)そのうち7億人が極度の貧困に晒されている。その原因の一つが奴隷制度。アフリカの植民地化の影響が大きい。旧宗主国に対する負債や旧宗主国の枠組みの中における貿易がある。貧困の結果、教育・技能の低下、健康に関するインフラ環境の貧困、内戦やテロ、蔓延する汚職、国際援助による自立への妨げ、交通の不便、
先進国の難しい貿易条件などが挙げられた。エリトリア、シエラレオネなど訪問国の写真を添えて詳細な解説を聞くことができました。それでも、たくましく生きる女性たちの姿は眩しく感じられました。

3月YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー

◆3月23日(火)20時~21時

「横浜市のSDGs活動~循環型経済・横浜リビングラボの活動」
講師 関口昌幸さん(横浜市政策局共創推進室)
◆3月18日(火)20時~21時
YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー ミャンマーからの報告

「命がけのミャンマー抗議活動~在ヤンゴン日本人の報告」
報告者 看護師として日本の病院や被災地、途上国などで働く若者



2月YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー

「企業の社会的責任とSDGs」
◆2月16日(火)20時~21時

YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー 
「企業の社会的責任とSDGs」

講師  柴田仁夫さん 
    岐阜大学准教授 横浜市立大学非常勤講師

YCU REYUNION SDGs実践活動オンライン報告会

YCU REUNION SDGs報告会&講演会(その2)
◆2月23日(火・祝)10時~12時
同窓生&現役SDGs活動グループによる報告
 

講演会
「あなたの食習慣は大丈夫?」 
講師:澤井明香さん
   神奈川工科大学准教授 横浜市大同窓生  
YCU REUNION SDGs報告会&講演会(その1)
◆2月23日(火・祝)10時~12時
同窓生&現役SDGs活動グループによる報告
 

「海グループ」「食グループ」「TEHs SDGsのその先へ!」からの報告

YCU REYUNION SDGs映画会 上映とトーク

◆2月21日(日)9時30分~12時
映 画 「マイクロプラスティック・ストーリー ぼくらが作る2050年」
     監督の佐竹敦子さんにもご参加いただきました。 


マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年(映画予告)

YCU REYUNION SDGsオンラインセミナー

◆2月9日(火)20時~21時 
「SDGs推進のためのDFC(Design For Change)教育」
ワークショップ含む
講 師 ユール洋子さん (NLPカタリスト&ファシリテーター)
◆2月2日(火)20時~21時
「海をつくる会の活動について」
講 師 坂本昭夫さん (海をつくる会事務局長)

YCUREUNION SDGsシンポ2021

YCUREUNION SDGsシンポ2021
◆1月9日(土)10:00~12:00
 ーキーノートスピーチ 「横浜におけるSDGs活動の実践から見えること」
  スピーカー:戸川孝則氏 (一社)サステナブル経営推進機構経営企画室長
 ーSDGs実践活動報告
  市大学生 LaFraise「月経貧困」、TEHs「サステナブルシーフード」
  同窓会 【海グループ】【食グループ】「食習慣についての調査」
 ーディスカッション・提案
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